あの有名企業も使ってる!コールアウト【効果検証】

あの有名企業も使ってる!コールアウト【効果検証】

コールアウトとは?

 昨年2014年の9月、Google広告GoogleAdWords(グーグルアドワーズ)が「コールアウト」を広告表示オプションの仲間に加えました。Yahoo広告では「テキスト補足オプション」という広告表示オプションという名称です。コールアウトはリスティング広告の広告文に対し、追加で説明文を追加できる機能です。文字数は半角25文字以内、全角12文字以内となり、アカウント・キャンペーン・広告グループ単位で設定することができます。実際の例を見てみましょう。

 次のキャプチャは2014年9月16日のタワーレコードのリスティング広告が1位表示されたときのものです。このときにはコールアウトは設定されていなかったようです。 

  それが2015年1月6日にはコールアウトが設定され、赤く囲んだ部分に「No Music No Life.」「店舗ポイントと相互利用可」「会員登録はもちろん無料」と表示されていますね。 

上記の画像はGoogle広告が出しているリスティング広告の画像で、赤い下線部の「電話サポートを無料で提供・オンラインで売上向上・アクセス時にのみ料金発生」がコールアウトとなります。

 

 このようにコールアウトを設定することで、サイトリンクのように広告の占有面積を増やしたり、広告文では説明しきれなかったメリット等をユーザーに伝えたりできるようになります。世界でも有名なホテル企業ヒルトン・ワールドワイドでは、コールアウトを設定することでわずか1ヶ月でCV率が9%も伸びたといいます。またコールアウトは広告ランクを決める要素にもなります。

コールアウトのルール

 コールアウトには以下のルールがあるため作成の際に気をつけましょう。

  • 半角25文字以内、全角12文字以内
  • 広告掲載ポリシーに準拠すること
  • 広告文、サイトリンク、コールアウトでテキストが重複しないこと
  • テキストが重複する場合、広告文>サイトリンク>コールアウトの順に優先される
  • キーワード挿入機能は使用できない
  • 登録商標を無許可で使用することはできない
  • 広告グループのコールアウト>キャンペーンのコールアウト>アカウントのコールアウトの順に優先される
  • 掲載順位1~3位(プレミアムポジション)に表示された場合、コールアウトが表示される
  • 設定した語句がランダムな順番で表示される
  •  ブラウザ、デバイスに応じて最大10個まで表示される

 

コールアウト作成のコツ

 コールアウトを作成する上で抑えておきたいポイントです。

  • 短く箇条書きで
  • 具体的に(数値など)
  • 英字は小文字表記で
  • 競合他社と比較して勝っている点を
  • 広告文やサイトリンクの内容を補足

 参考)Google広告公式ヘルプ:コールアウト表示オプションを使用する

 

コールアウト作成の手順

 ではコールアウトを設定してみましょう。コールアウトの設定はサイトリンクの設定に非常に似ています。

 まず広告表示オプションタブを選択し、でコールアウト表示オプションを選択します内にある「作成」を選択します。 

  次に設定をアカウント単位かキャンペーン単位か広告グループ単位か選び、「新規作成+広告表示オプション」を選択しますクリック。キャンペーンか広告グループを選択した場合は紐付ける対象のキャンペーン、広告グループを選択する画面に自動的に遷移するので任意のキャンペーン、広告グループを選択してください。

0/25の部分は半角1文字で文字数をカウントしてくれるので半角25文字以内に設定します。 

 

その後コールアウト分1~4の部分に任意のコールアウトの語句を設定し、「保存」を選択すれば設定完了です。0/25の部分は半角1文字で文字数をカウントしてくれるので半角25文字以内に設定します。 

  新しいコールアウトを選択するとボックスが出てくるのでテキストを入力し、保存を押します。 

 

  コールアウトを作成し終えたら、保存をクリックします。これでコールアウトの設定完了です。 

  作成したコールアウトが不承認の可能性もあるので、設定後はしっかり審査結果を確認しましょう。

効果検証

 コールアウトには「広告の占有面積が増えてクリック率が上がる」「CV率が上がった企業がいる」等々のメリットが挙げられますが、実際はどうなのでしょうか。コールアウトの設定前後でクリック率比較とCV率比較を行ってみました。

 コールアウト以外の設定変更がクリック率に与える影響を考え、比較的コールアウト以外の設定が行われていない3アカウントを用います。

【条件】

・コールアウトの設定前後の30日間の値

・平均掲載順位:コールアウトが表示される1~3位のみを対象

・コールアウト以外の設定変更

 アカウントA:除外キーワードの設定

 アカウントB:除外キーワードの設定、広告文変更

 アカウントC:除外キーワードの設定、広告文変更、bidを下げる

 結果はそれぞれ以下のようになりました。

クリック率の変化 

 

CV率の変化 

  クリック率もCV率も減少したものもあれば上昇したものもありますが、いずれも変動は±1%未満という結果になりました。コールアウトを1つ設定したからといって大きな変化があるか、というとそうではないのかもしれません。

 しかし小さな施策が集まることで大きな改善につながる可能性はあります。今回の検証ではコールアウトによる改善は図れませんでしたが、その他の施策と一緒になることで大きな効果をもたらす日が来るかもしれません。簡単に設定できるので、ちょっとした時間に設定しておくといいかもしれませんね。

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