欧州・英国・スイスへのコネクテッドTV広告には認定CMPが必要に

注意!コネクテッドTV広告出稿には認定CMPが必要

以前から欧州経済領域と英国、スイスのユーザーをターゲットとしてパーソナライズド広告を配信するには、Google認定の同意管理プラットフォーム(CMP)を使用する必要がありました。コネクテッドTV広告枠でも認定CMP要件が施行され、2025年7月31日以降、認定CMPを使用しなければコネクテッドTV広告の配信が制限されるよう仕様が変更されています。

もともとは2024年7月に施工される予定でしたが、2025年7月まで施工が延長されていました。その間に認定CMPを導入していた広告主は問題ありませんが、まだ認定CMPを導入していない広告主の方は対応が必要です。

コネクテッドTV(CTV)広告とは

コネクテッドTV(CTV)とは、インターネット回線への接続が可能で、通常のテレビ番組だけでなく、YouTubeや動画配信サービスの視聴が可能なテレビ装置のことです。そのコネクテッドTVでYouTube動画や配信サービスの動画を視聴中に表示される広告がコネクテッドTV広告です。

認定CMPとは

webサイトに訪問したり、アプリを利用したりする際に、個人データの収集や利用を許可するか拒否するかの選択を求められた経験がある方は少なくないでしょう。その同意管理のためのツールがCMP(Consent Management Platform)ツールです。

Googleの認定CMPとはGoogleが認めたCMPツールで、認定CMPからのトラフィックのみがパーソナライズド広告の対象となります。どのCMPツールがGoogleの認定CMPであるかは公式ヘルプサイトにリストが掲載されています。これからCMPを導入する予定の方は参考にしてみてください。

Googleアドマネージャーヘルプ-認定CMP