Google広告においてセンシティブな広告主への制限が一部解除!対象のキャンペーンや配信面は?

デマンドジェネレーションにおいてセンシティブな広告主への制限が解除

2025年10月21日から、Google広告のデマンドジェネレーションキャンペーンにおいて一部の広告主に対する制限が解除され、以前は配信できなかったYouTubeやDiscoverフィード広告枠を利用した配信が可能になりました。制限が解除されるのは、IBA(インタレスト・ベース広告)ポリシーに該当するセンシティブな広告主です。

なお、Gmailインベトリについては引き続き配信がブロックされており、解禁時期は未定です。

センシティブな広告主とは

ここでのセンシティブな広告主とは、パーソナライズド広告ポリシーに規定されているセンシティブなインタレストカテゴリに該当する広告主のことです。パーソナライズド広告ではデリケートな情報に該当するインタレストカテゴリが制限されています。

  • 法律上の制限:制限付き薬物に関するキーワード、臨床試験の被験者募集、アルコール、ギャンブル、実店舗でのギャンブル
  • 個人的な苦難:健康、厳しい経済状況、人間関係における困難、犯罪、虐待や心的外傷、マイナス思考の強制
  • アイデンティティや信条:性的思考、政治的思想、政治に関するコンテンツ、労働組合への加入状況、人種や民族、信仰、社会的に疎外された集団、トランスジェンダーの性別認識
  • 性的な関心:避妊、性的なコンテンツ
  • 機会へのアクセス:米国・カナダにおける住宅、雇用、消費者金融の広告ターゲティングについて

ポリシーや具体的な制限内容については更新されることもありますので、最新の情報を確認する際はGoogle公式ポリシーヘルプをご確認ください。