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重大な違反実績の審査対象に「LINE広告審査ガイドライン」が追加

2026年1月26日から、Yahoo!広告で実施されている過去の違反実績を踏まえた広告審査において、「LINE広告審査ガイドライン」への重大な違反実績も審査の対象に追加されます。
Yahoo!広告では、広告審査において重大な違反表現があったと判断された商品は、違反表現を訂正した場合でも、以降の広告掲載の申込みや実施中の広告掲載がお断りされてしまいます。これはその商品の広告掲載のリスクが高いとYahoo!社が判断するためです。
以下のいずれかに該当した場合、重大な違反表現として判断されます。
- 明らかな虚偽、誇大広告
- 重大な健康被害の恐れのあるもの
- その他「Yahoo!広告掲載基準」「LINE広告審査ガイドライン」への重大な違反と判断する表現(LINE広告審査ガイドラインは2026年1月26日から追加)
新しい広告アカウントを用意すれば掲載できる?
違反実績は広告アカウントに依存するのではなく、広告で扱う対象商品に依存するため、違反実績のある広告主以外による申込みの場合でも、広告で扱う商品が違反実績のある商品の場合は広告掲載の申込みは断られ、実施中の広告掲載が停止されます。つまり新たな広告アカウントを作成しても、扱う商材が同じであれば広告を掲載することはできません。
また、審査対象に「LINE広告審査ガイドライン」が追加されるため、Yahoo!広告では違反実績のない商品であっても、LINE広告で違反実績がある場合は広告掲載を断られてしまいます。逆もまた然りです。
違反実績のある対象商品リストに入ってしまった場合は?
なお、違反実績のある対象商品のリストは開示されておりません。過去に広告文の審査に落ち、以後、明らかに審査に落ちないような内容の広告文でも審査落ちする場合は、リストに入っている可能性が高いと判断してよいでしょう。 その場合は無理にYahoo!広告やLINE広告を掲載しようとせず、Google広告やMeta広告など、他の媒体で掲載できないか試してみることをおすすめします。また他媒体に切り替える場合でも、審査に落ちないようなランディングページ、広告文の作成を心がけましょう。
