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検索結果の表示変更に伴う定義の更新
Googleでは検索結果における広告の配置がより動的になり、検索広告がさまざまな位置に表示されています。こうした検索広告の表示の仕組みが反映されるよう、Googleは「上位の広告」の定義を更新しました。
上位の広告
Googleは「上位の広告」の定義を次のように述べています。なお、公式ヘルプページでは「上部の広告」と表記されていることもあります。
上位の広告は、上部のオーガニック検索結果の横に表示されます。通常、上位の広告は上部のオーガニック検索結果の上に表示されますが、特定の検索語句では上部のオーガニック検索結果の下に表示されることもあります。上位の広告の配置は動的になるため、検索内容に応じて配置が変わることがあります。
Google広告ヘルプ:上部の広告
「上部」「上位」と呼ばれるため、オーガニック検索結果の上に表示される広告をイメージしてしまいがちですが、実際はオーガニック検索結果よりも下に掲載される場合があることに注意しましょう。検索結果ページ全体における上部や上位ではなく、検索広告のみに絞った場合の掲載順位が高い方の広告を指します。
最上位の広告
Googleは「最上位の広告」の定義を次のように述べています。なお、公式ヘルプページでは「最上部の広告」と表記されていることもあります。
上位の広告の最上部に表示される広告。
Google広告ヘルプ:最上部の広告
上位の広告は複数存在する場合がある一方、最上位の広告はその中でも1番上の1つの広告のみを指します。
定義更新による影響
「上位の広告」の定義更新により、上位の広告に関連したその他の指標や入札戦略などが影響を受け、新たな定義に基づいた内容に変更となります。以下がその影響を受ける対象の一例です。
- 検索結果ページにおける上部インプレッションと最上部インプレッションに関する指標(上位インプレッション率や検索広告の上部インプレッションシェアなど)
- 目標インプレッションシェアに基づく入札戦略
- 掲載結果データの分割項目「上部vsその他」