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Meta広告のアトリビューションモデル変更

2026年3月3日、Meta社は今後Meta広告の効果測定とアトリビューションに関する変更を開始すると発表しました。
この変更によって、広告の効果をより正確に把握、分析できるようになるとのことです。Meta広告のレポートとGA4のようなサードパーティツールとのデータの乖離を減らし、シェアやいいね!、コメントなどの付加価値を可視化することを目的としています。
クリックスルーアトリビューションの定義変更
GA4のような広告の効果測定に用いられているツールは、検索広告の運用を前提にしたものが多く、広告に対するアクションはリンククリックのみという前提で構築されています。SNS広告の費用が検索広告を抜いた現在、その前提は現実から乖離しており、シェアや保存、いいね!などのSNS広告ならではのアクションに対応しきれていません。
そのため、リンククリックだけでなくシェアやいいね!などの様々なタイプのクリックを計測・評価してきたMeta広告マネージャーと、ウェブサイトへのリンククリックのみにフォーカスしているサードパーティツールで、内容が一致しないという状況が発生していました。
そこでMeta社はクリック測定を簡素化、再分類し、ウェブサイトと店舗でのコンバージョンに対するクリックスルーアトリビューションの定義を、リンククリックのみ(ラストクリック)を含むように変更することに決めました。これによりMeta広告マネージャーとサードパーティツール間でデータがより一致するようになると予想されています。
適用スケジュール
2026年3月後半から、ウェブサイトまたは店舗でのコンバージョンに最適化されたキャンペーンにおいて変更が適用される予定です。ただし、適用時期は広告主によって異なる場合があります。
エンゲージスルーアトリビューションの利用
シェアや保存、いいね!などのリンククリック以外のアクションから発生したコンバージョンは、エンゲージビューアトリビューションに含めるように変更されます。また、エンゲージビューアトリビューションは「エンゲージスルーアトリビューション」という名称に変更される予定です。
さらに、動画、とくにリールを使用したオンライン購入のコンバージョンのうち46%が動画広告の視聴開始から2秒以内に発生していることから、動画広告のエンゲージビューの定義が10秒から5秒に変更されます。
Meta社はサードパーティの分析プロパイダーと提携し、クリックとビューの両方をアトリビューションモデルに組み込む変更も行っています。
