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LinkedInプロフィールターゲティングとは
Microsoft広告では、LinkedInのプロフィール情報に基づいたターゲティングが可能です。
LinkedInとはビジネスに特化した実名登録型のSNSです。Facebookに似ていますが、キャリアを登録し、ビジネスに関して投稿し、LinkedInを通じて採用/転職活動ができる点で他のSNSとは異なります。2016年にMicrosoft社がLinkedInを買収しており、そのシナジーによるターゲティング機能といえるでしょう。
LinkedInプロフィールターゲティングを利用できるキャンペーンは、拡張テキスト広告キャンペーン、動的検索広告キャンペーン、Microsoftショッピングキャンペーンの3種類です。
ターゲティング項目の例:
会社名:Microsoft、アリババ、KLMオランダ航空など
業界:ファイナンス、ブロードキャストメディア、法執行機関など
業種:営業、アカウンティング、購買など
日本での配信は可能?
残念ながら2024年5月時点では、LinkedInプロフィールターゲティングを日本で利用することはできません。地域はアメリカ国内のみとなっており、対象デバイスもPCのみとなっています。そのためLinkedInプロフィールターゲティングは限定的な利用になってしまいますが、アメリカ国内にいる人をターゲットに求人広告などを出稿するケースでは活用しやすいでしょう。
地域がアメリカ国内に限定されているのは、LinkedInのユーザー数の違いが理由であると考えられます。LinkedInのユーザー数はアメリカがトップで1.9億人、それに対して日本のユーザー数は2022年に300万人をやっと超えたところです。LinkedInのユーザー数が日本でも増えていけば、将来的に日本でもMicrosoft広告でLinkedInプロフィールターゲティングを利用できるようになるかもしれません。
LinkedInプロフィールターゲティングの設定方法
キャンペーン単位での設定方法
- 左ペインのツリービューから、会社を追加したいキャンペーンを選択
- タイプリストにある「キーワードとターゲティング」で「会社」を選択
- データビューで「キャンペーン会社の追加」を選択
- 会社を追加したいキャンペーンを選択して「OK」を選択
- 会社を検索または参照して、ターゲットにしたい会社を選択
- 「OK」を選択
広告グループ単位での設定方法
- 左ペインのツリービューから、会社を追加したいキャンペーンを選択
- タイプリストにある「キーワードとターゲティング」で「会社」を選択
- データビューで「広告グループ会社の追加」を選択
- 会社を追加したい広告グループを選択して「OK」を選択
- 会社を検索または参照して、ターゲットにしたい会社を選択
- 「OK」を選択
既存の会社の入札単価調整を編集する方法
- 左ペインのツリービューから、会社を追加したいキャンペーンもしくは広告グループを選択
- 「選択した会社の編集」ペインで入札単価調整を更新