Microsoft広告でもPerformance Max(P-MAX)キャンペーンが利用できる!メリットとデメリット、設定方法を解説

Microsoft広告とは

Microsoft広告ではBingの検索結果画面に広告を表示させることができます。日本ではリスティング広告といえばGoogle広告、Yahoo!広告の2つの媒体が有名でしたが、最近ではBingの使用率が増えており、Microsoft広告も名前を聞くようになってきています。

Microsoft広告のPerformance Max(P-MAX)キャンペーンとは

Microsoft広告では2024年3月からPerformance Maxキャンペーンの機能提供を開始しました。Performance Maxキャンペーンとは、パフォーマンス最大化、つまり広告の目標を最大化させるために自動最適化が行われるキャンペーンのことです。

P-MAXキャンペーンと呼ばれることもありますが、P-MAXはGoogle広告におけるキャンペーンの名称です。Microsoft広告のPerformance Maxキャンペーンと同様、広告の目標最大化のためにAIによる自動最適化が行われるキャンペーンのことです。Google広告のP-MAXキャンペーンは2021年11月から提供が開始されおり、すでに多くの広告主が活用しています。

Microsoft広告のPerformance Maxキャンペーンの基本的内容や設定方法はGoogle広告のP-MAXキャンペーンと変わりません。1つのキャンペーンで検索広告やディスプレイ広告などの複数の配信面に広告を出稿させることができます。AIの平均学習期間は1~2週間程度です。

Performance Max(P-MAX)キャンペーンのメリット

Performance Max(P-MAX)キャンペーンには次のメリットがあります。

  • 運用工数の削減
  • 自動化によるROIの最大化
  • キャンペーン管理の負担軽減

Performance Max(P-MAX)キャンペーンのデメリット・注意点

Performance Max(P-MAX)キャンペーンにはメリットがありますが、デメリットや注意点もあります。

  • AIの学習に時間がかかるため、入稿から配信までタイムラグがある
  • 細かな設定が困難
  • 運用結果を分析しづらい

Microsoft広告のPerformance Max(P-MAX)キャンペーンの設定方法・手順

  1. 左側の折りたたみメニューから、「すべてのキャンペーン」>「キャンペーン」>「作成」を選択。新しいMicrosoft Advertisingナビゲーションを使用している場合は、左側のナビゲーションメニューから「作成」を選択
  2. キャンペーンの目標に「コンバージョンを促進する」または「商品を販売する」を選択
  3. 「Performance Max」を選択
  4. 「Continue」を選択
  5. キャンペーン作成ウィザードの手順に従い、キャンペーン名や予算、配信地域・時間、入札戦略などの設定を行い、画像や広告文、URLなどを入稿