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Yahoo!検索広告のA/Bテスト機能とは
2024年11月6日、Yahoo!検索広告でA/Bテスト機能が提供開始される予定です。
A/Bテスト機能は広告のタイトル・説明文、入札戦略などの広告に関する要素に変化を付けて実際に配信することで、広告のパフォーマンスを比較するための機能です。元になるキャンペーンに対して比較用キャンペーンを作成し、広告の配信機会を均等にすることでA/Bテストを行います。A/Bテストは1アカウントあたり10件まで作成が可能です。
なお、あくまでも「配信機会」が均等になるだけなので、広告表示が可能だった合計回数のうち、実際に広告が表示された回数が占める割合が同じになるわけではない点に注意が必要です。
また、A/Bテスト期間の終了後、テスト元のキャンペーンは配信が継続され、テストキャンペーンは停止されます。A/Bテストの結果、テストキャンペーンの方がテスト元キャンペーンよりも結果が良く、テストキャンペーンの内容で配信したい場合は、テストキャンペーンを通常キャンペーンへ変換する必要があります。
A/Bテストの比較対象
Yahoo!検索広告のA/Bテスト機能では次のような比較検証ができます。
- 入札戦略の検証
- 自動入札タイプの検証
- 広告の検証(タイトル、説明文、広告表示アセットなどの広告の検証)
- キーワードのマッチタイプの検証
- デバイスごとの入札単価の検証
- 配信する時間帯・曜日の検証
利用可能なキャンペーン
A/Bテスト機能は標準キャンペーンのみで利用できます。以下に該当する場合は利用できません。
- 拡大テキスト広告を利用している
- キャンペーン間の予算共有機能を利用している
- 自動入札のスポット調整機能を利用している
- 自動入札の学習データ除外を利用している
- アドカスタマイザーを利用している
- キャンペーン単位のコンバージョン設定を利用している
- キャンペーンは以下のエンティティで審査が完了していないものがある